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「不滅の男」って「ほんとだよ」
「これまで何度倒れただろうか...」
そんな言葉で始まる「不滅の男」。この曲に何度励まされただろう。特に印象に残っているのは、「がんばれよなんて、言うんじゃないぜ。がんばったら、おまえみたいになるのかよ、馬鹿野郎!」ってところかな。とってもいい言葉のように思われている「がんばれよ」ってのが実は、とてつもなく「いやな言葉」だったのを実感したのがあの時。そういえば、いつだっけか、自殺関係のホームページをみていて、「がんばれよなんて言って、崖っぷちから突き落とそうとする人がいる」という、自殺願望のある人のコメントを読んだことがある。そうなんだよな、とつくづく思う。そんな気分になったら、このアルバム聞いてください。絶対に「死んでたまるか」って思うから。
東京サイドと名付けられたのがアナログのA面。そして、B面は宇宙サイド。今考えれば、高い買い物だったのがこのオリジナルのアナログ。7800円で10年ほど前にどこかの店で買ったな。ほしかったんだ、横尾忠則の描いたジャケットのこのオリジナルが。もちろん、音はみんな知っていたけど...
裏面の1曲目も名曲だよ。「ほんとだよ」ってラヴ・ソングで... これなんて、恋をしている人には涙ものの曲だと思うよ。「こんなに君のことを想っているのに、それがわからないはずがない」って下りとか... すごくよくわかるな。曲の最後の方に「君の窓をたたくものがあれば、それは風なんかじゃないよ」ってのに続いて、「それは僕さ」って叫びのような言葉がでてくるんだけど、これがいいんだ。名曲中の名曲だと断言してしまいます、私。
それと、「哀愁の東京タワー」(クラフトワーク・ヴァージョン)。これもいい。次のアルバム「宇宙防衛軍」では、この演歌ヴァージョンが録音されるんだけど、両方とも、いいよ。絶対に聞いてね。
1999年2月20日記す。
reviewed by hanasan
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