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2008年08月25日

Justin Nozuka - これが一聴惚れの典型です

Justin Nozuka ちょうどフジロックが開催される直前のこと、Fuji Rock Expressの準備をしていたときのことだった。出演するアーティストのデータ作りをしていたときに目に入ったのがこのアルバム、『Holly』(US import / 国内盤 )の主、ジャスティン・ノヅカだった。どこかで耳にした名前だなぁと思って、思い出したのが今年の春先にオースティンで開催されていたサウスバイ・サウスウエストでのこと。確か、誰かが彼の名前を出して、すごくいいという噂が流れていたように思う。それに、名前からもわかるように日系人か、あるいは、ハーフかのいずれかだというので、記憶に残っていたのかもしれない。

 データをチェックするときに参考にするのは当然ながら、公式サイトで、ディスコグラフィーやバイオを見ながらamazonとのリンクを作っていく。これは、このサイト同様、fujirockers.orgFuji Rock Expressもamazonとアフィリエイトをしているというのが理由だ。加えて、最近よく使っているのが、自分自身もアカウントを作ったMy Space。それぞれのアーティストのMy Spaceで実際に音楽を聴きながら、アーティスト情報もチェックすることになる。実をいえば、そのとき、ジャスティン・ノヅカのMy Spaceで彼の歌と声に一聴惚れしたというのがこのアルバムのことを紹介しようと思ったきっかけだった、

 もちろん、その時点で彼に関して詳しい情報は皆無に等しい。が、そんなことにそれほどの重要性があるとは思ってはいない。なによりも、歌を聴き、声に耳を傾け、どこかでなにかが触発されればそれで充分。このときは、My Spaceにアクセスしたとたん、そこから流れ出てくる歌に吸い込まれるように、幾度も幾度も聞き続けてしまった。

 彼のMy Spaceで聴いてもらえれば、なんの説明も必要ないんだろうが、まるで壊れてしまいそうに繊細な響きを持っているのに、どこかでなににも負けないようなたくましさも感じる声に、まずは持っていかれたという感じかなぁ。どこかでヴォーカルにソウルを感じるというか... しかも、メロディ・ラインが美しい。いいメロディに美しい声... と、それだけで自分にとっては十二分に「はまる」条件を持っている。バックは基本的にアコースティックで... (だと思う)ひょっとすると、背後で軽くなにかが使われているのかもしれないが、アコースティック・ギターとピアノとストリングスと... といった生の楽器の響きを感じさせて、静かに、が、力強く歌が浮き上がるといった風情だ。

 本当は、フジ・ロックで彼のステージを見に行きたかったんだが、すでにその時点で取材スケジュールが決められていて、彼のライヴを見に行くことはできなかった。彼が演奏したのは木道亭という小さなステージ。なんでこれほどの才能を持つ人がこんな場所で... と思ったんだが、どうやら、プロモーション来日していたらしく、その隙間を縫うように「つっこんでもらった」ということなんだろう。そのときの演奏はFuji Rock Expressで、スタッフが撮影していて、友人のイラストレーター、三留まゆみがこんなイラストを描いてくれている。それ以外にはなにもレポートされていないというのが悔しくてたまらないし、そのときのステージがどんな感じだったか、見た人がいたらぜひ教えてもらいたいと思う。

 そんな流れのなかで早速注文したのがDVD付きの国内盤。ところが、あとになってこれがなんと9月17日の発売だということに気付くことになる。しばらくは、毎日のように彼のMy Spaceで聴いていたんだが、アルバムをきちんと聴きたいという欲求が膨れあがって、結局はUS importも注文。それが届いた時点で自分のコンピュータのiTunesに読み込んで、毎日のように聴きまくっているのだ。今、iTunesの記録をチェックしてみるとインプットしたのが8月3日。それからすでに40回以上もこのアルバムを聴いていることがわかるし、自分のLast FMをチェックしてみると、ジャスティンがこの1年で聴いたアーティストのトップ8に顔を出しているもがわかる。

 なんでもフジロックに彼が出演したとき、彼はまだ19歳だったとか。そして、このアルバム『Holly』(US import / 国内盤 )のオリジナルが発表されたのが2006年... ということは、ここに収録されている曲は彼がまだ17歳になる以前に作られていたことになる。おそらくは彼の父親にも匹敵するだろう年齢の自分がこれまで惚れ込んでしまうとは... とてつもない才能が飛び出してきたものだ。 


投稿者 hanasan : 2008年08月25日 02:52

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